県指定文化財

大悲王院文書

(だいひおういんもんじょ)

 

所蔵:大悲王院

 

雑訴決断所下文 後醍醐天皇綸旨

 

 千如寺と大悲王院、雷山神社関係の中世・近世(一部近代も含む)文書です。
 中世文書としては鎌倉時代の鎮西探題、少弐氏、大友氏の保護を示す文書が多く、建武新政下の雑訴決断所の召文は全国的にみても残されているものがない貴重な資料です。室町時代では九州探題一色氏、将軍足利直冬からの文書もあり、少弐氏、大内氏関係の文書が多く残っています。
 近世文書としては雷山が仁和寺の末寺になった文書や福岡藩主黒田継高の保護を示す文書あります。寺院の文書として血脈、印信、潅頂作法などが多くまとまっているのが特色です。特に大悲王院の開山にあたり、福岡藩の寺社奉行から実相(大悲王院の開祖)にあてた書類がよくまとまっているのが特筆されます。

 

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