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50.ニュルンベルク法の先例となったアメリカの法律はあったのか? *IHRの主張  ナチスのずっと以前に、合衆国の多くの州では、異人種間の通婚と性的関係を妨 げる法律を制定していた。 *ニツコーの回答  これは推測にすぎないが、この法律を破った場合の罰は、アメリカとナチスドイ ツとでは同じではなかったように見える。ナチスドイツでは死刑だった。  なんにせよ、より無関係な倫理相対主義である。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *三鷹の感想  ユダヤ人−−というより、ユダヤ教を信仰しているというだけで、ドイツ国籍を 持ち、ドイツに生まれ育ったレッキとしたドイツ人−−の市民権を剥奪した悪名高 いニュルンベルク法に関するQ&Aです。  IHRはそれを「性関係の禁止」てなイエロージャーナリズム的局面に矮小化し た上で、倫理相対主義による免罪を試みているようです。  アメリカに関して言えば、「奇妙な果実」のごとく黒人へのリンチ殺人が半ば公 然と行われていた時代が長らくあったワケで、法律の条文が実際にどうだったにせ よ、その「不備」は、白覆面をかぶった熱意あふれる市民諸氏によるボランティア 活動で補われてきた、と皮肉ることも可能でしょう。  省みて日本について言えば、在日外国人の問題をニュルンベルク法と絡めて論じ る向きもあります。ドイツ国籍を有したドイツ人ユダヤ教徒に対するあからさまな 差別によるニュルンベルク法と、日本国籍を比較的簡単に取得できるにもかかわら ず取得しようとしない外国人(主に韓国・朝鮮人)に関する問題とをひとしなみに 論じることはできません。これもまた一つの「味噌糞問題」ですね。