池袋東武はエラい
(99/03/13)
東京は池袋のデパート。池袋駅東口には「西武」があり、西口には「東武」がある。他所から来た人は、ちょと混乱する。その「東武」の地下食品売り場が、三鷹お薦めのスポット。
デパートの通例として、高くてうまいものは当然ある。加えて、東武地下には、安くてうまいものも必ずある。
例えば、アジの干物。1枚500円の高級品がある一方で、5枚500円のものもある。価格的にはスーパーの特売レベルだが、品質は全然違う。これは単純に食えば分かる話。倍から3倍の値段だったと言われても「値段のわりにうまいね」と言うだろう。鮮魚の特売コーナーでは、常に3、4種類のさかなをザル盛りにして売っている。これも値段はスーパーレベルで品質は超スーパー(?)
野菜や肉も安い。以前、鷄鍋について書いたが、あの時使った骨付きモモ肉は、東武地下の精肉売り場で仕入れたもの。100グラム28円という信じがたい値段だった。キロ単位で仕入れて、ぜいたくに使い、濃厚なスープを取ったのだ。
限りなく「業務用」に近い値段のせいだろう。一般客に交じって、「業務」とおぼしき人達もちらほら見受けられる。韓国ナマリのおばちゃんが牛タンを一本丸々買ったり、色黒のおにいさんが、ステーキ用冷凍肉の塊を、奥のストックから出してもらったり、と。多国籍タウン・池袋らしい風景。
そんな売り場なのだが、レジはしっかりと「デパートのレジ」なのがおもしろい。「ようこそいらっしゃいました」と深々と一礼してからレジを打ち、さかなはさかな、肉は肉、野菜は野菜と丁寧に仕分けて包装してくれる。鮮魚には、こちらから頼まなくとも氷を入れてくれる。
市場レベルの値段とデパートのサービスが同居した、ちょとマレな店である。機会があったら、一度立ち寄り、アジ一本、トマト一個なりを実際に求めてみることをお薦めする。
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