刺身の変わりソース2種

(99/06/14)

 三鷹が英語を習いはじめた頃は、「刺身」に対して「RAW FISH」なんて誤訳がまかり通っていました。なぜ誤訳かと言えば、「ロウ」ってのは「原料のままの」「料理をしていない」という意味の、マイナスイメージを濃厚に負わされた言葉で、刺身がレッキとした料理であるという事実を否定する一方、刺身という言葉から日本人が当然連想する「活きの良さ」「新鮮さ」てなプラスイメージを欠落した言葉であるからです。

 今じゃ「SASHIMI」で、世界中どこでも通じます。逆に年配の日本人などが外国で「ロウフィッシュ」と言うとギョッとされます。日本に来たアメリカ人が「カラス麦を食いたい」「生肉を食わせろ」と言えば、たいがいの日本人がびっくりするように。(オートミールやタルタルステーキのこと) とまれ、三鷹は未だに外国で刺身を食う気には、ちょとなれません。「心の狭い奴」とお笑い下さい。

 さて、その刺身ですが、たいがいの場合、醤油とワサビが無ければ食えません。最低でも醤油が欲しい。醤油というのは、日本人が刺身を美味しく食うために発達させてきた醸造食品と言えるのかもしれません。

 でも、年がら年中醤油では飽きてしまう。贅沢にも毎日毎日刺身を食いまくって食い飽きた挙げ句、貧乏人が「せめてメザシを食わせろ」とデモるのを見て、「メザシが無ければお刺身を召し上がればよろしいんじゃないの?」と、マリー・アントワネットばりの暴言を吐きそうなかた(誰だ?)に、以下のソースをお薦めします。

*カツオの刺身+赤ワインソース

 これは田崎真也が「ワイン好き」というTV番組で紹介していたもの。赤ワイン、マスタード、醤油、マヨネーズを、それぞれ適量混ぜる。

*タイの刺身+豆板醤ソース

 豆板醤、ニンニク(みじん切り)、醤油、酢、胡麻油を、それぞれ適量混ぜる。タイは薄造りにして皿に敷き、その上に白髪ネギを散らして、白胡麻を振る。刺身でネギを包むようにして、ソースに付けて食うと旨い。

 どちらも、しかし、醤油を入れないとソースの味がまとまりません。刺身に醤油は絶対欠かせない、ちうことなんでしょうか。

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