「青木告発」でお里が知れた菅&民主党
(2000/05/21)
ホント、どうしようもない。
今回もまずは「朝日」の報道から。
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小渕恵三前首相の病状をめぐる青木幹雄官房長官と医師団の食い違い問題で、民主党は19日、青木氏の首相臨時代理就任について「前首相から明確に指定を受けていなかった」などとして、青木氏には有印公文書偽造・同行使と官名詐称の疑いがあるとする告発状を東京地検特捜部に提出した。特捜部は受理する方針。
記者会見した同党の菅直人政調会長は「医師団の記者会見で、青木氏が自作自演をしていたことがはっきりした。首相交代が民主的手続きで行われたかどうかは重大な問題で、検察庁はぜひ積極的に捜査して起訴してもらいたい」と話した。
告発状では、青木氏が「首相臨時代理」の指定を受けていないのに、「首相臨時代理発令通知」を偽造して衆院議長に提出したことは、有印公文書偽造・同行使罪にあたると指摘。さらに、その後「首相臨時代理」の官職名を使用したのは、軽犯罪法に定める官職名の詐称罪にあたるとしている。
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さて、意外と知られていないようだが(笑)、内閣総理大臣は日本国の最高権力者である。それが突然に倒れた。すみやかに代理を立て、「権力の空白」が生じるのを防ぐのは当然のことである。それこそが、国家にとって最重要な危機管理ではないか。
病床の小渕と青木の間で、具体的にどのようなやりとりがあったかは、当人にしか分からない。青木が言った通りのハッキリした会話があったかもしれないし、小渕の断片的な言葉を青木が補ったのかもしれない。あるいは、言葉ではなく「目と目で分かる男と男」とかさ。はたまた、テレパシーかなにか超自然的な方法で意思を交わしたのかもしれない。再度言うが、当人にしか分からないのだ。厳密な証明など不可能である。
そんな些末事はどうでも良いではないか、と三鷹は思う。「権力の空白」が生じなかったという事実こそが大切だ。それを実現したのは青木である。小渕は不帰のひととなってしまったが、仮に奇跡的に回復したとして、青木の行為を100%支持したことだろう。
小渕首相と青木官房長官はそれぞれの責務を全うした。それだけのことだ。
それを何だ? 「小渕はハッキリとはしゃべれなかった」てな医師の「証言」を根拠として、菅民主党は青木を「有印公文書偽造」「同行使」「官名詐称」で検察に告発した。「こいつらはいったい何をやっているのだろう?」とあきれ果てるしかない。
この一点だけ取り上げても、菅には為政者たる資格が無く、民主党は政権与党足り得ない。
もしも菅自身が青木の立場だったら、どうしたのか? 小渕は明確な言葉を発することができない。「菅くん、首相臨時代理となってくれ」とは自分からは言えない。どうする、菅よ? 「小渕首相は急病で倒れた。日本国の最高権力者は今なお小渕だが、その意思は明確には確認できない。この事態がこの先どうなるか分からない」と、国内外に発表するのか? おそらく菅はそうするんだろうな。でなけりゃ「有印公文書偽造」「同行使」「官名詐称」なんだから(笑) で、万一民主党が政権について、菅首相が倒れたとしたら、その瞬間から日本国は操縦不能状態に陥ることだろう。こんな連中に国政をゆだねるなど、絶対に出来ない。しちゃいけない。
思うに、菅の政治感覚は「国政に責任を持つ政治家」じゃなくて、いまだに「無責任な市民運動家」のままなんだろう。だからこんな「告発」ができる。健全な政治感覚の持ち主には、恥ずかしくて出来ない行為だろうに。
代案提示無しに「ダメなもんはダメ」てな原理主義をかたくなに墨守する一方、政治システムや法律の穴をとことん悪用するヤリクチだ。例えば「新**(道路、空港、基地、原発、その他)建設」に対しては、「不要」の説得力ある論拠を示すこと無く、有効な代案を提示することも無く、「廃案」それ自体を絶対目的とし、本来は弱者を擁護するために作られた法律を悪用して、ハンカチ寸レベルの「一坪」地主でたたかう類いだ。
そうした闘争が必要な局面も、もしかしたら有るのかもしれない。が、少なくとも、今回の菅民主党の「青木告発」に限っては、菅の「無責任な市民活動家」という「お里」が知れわたった、ちうだけのこと。朝日の加担も逆効果で、マイナスイメージを増幅させるだけだ。悪いこた言わない。民主党は別のリーダーを探した方がいい。ちなみに鳩山弟は論外。三鷹はいまだにこのひとの政治家としての「存在意義」が理解できない。
来たる総選挙で、社民党は事実上完全消滅する、と三鷹は踏んでいる。下手をすると、民主党も同じ撤を踏むぞ。
とまれ、日本の政治における「健全野党」ちうのは「夢」でしか存在し得ないのかもしれない。まして英米のような「二大政党」など、夢のまた夢だろう。
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