連鎖的読書

(99/09/18)

 有名人の誰彼が死んだからといって、いちいち何がどうとも思わない三鷹だが、江藤淳の自殺にはちょと感じるところがあった。特にガンで死んだ嫁さんとの関係。これはまあ、そのうち考えがまとまったら書こう。

 文藝春秋に再掲された江藤の「妻と私」を初めとして、月刊誌を中心に追悼記事を十数本読む。書店で江藤の「荷風散策」が目にとまり、買い求めて読む。荷風を読み返したくなり、「墨東綺譚」「浮沈」を読む。これはまんがだが、滝田ゆうの「寺島町綺譚」も読み返す。さらに書店でちくま文庫の滝田「泥鰌庵閑話」上下を買って読む。ここで一段落。

 過去の東京への興味が再燃し、藤森照信「東京路上博物誌」「建築探偵術入門」、松山巌「乱歩と東京」をめくり読みし、書店で見掛けた小野不由美「東京異聞」を買って読む。これはちょと外れ(笑)

 本棚をひっくり返し、学生時代に途中まで読んで放っぽっていた江藤「決定版夏目漱石」を発見し、読む。で、昨日から「吾輩は猫である」を読み始め、「オタンチン・パレオロガス」まで来たところだ。

 江藤の自殺をきっかけとした、この2ヶ月ほどの連鎖的読書だが、まだ当分続きそうだ。

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